里山再生に汗を流す 堀 久好 さん (Ⅰ)

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このシリーズ初回は、高島市新旭町を拠点に「里山の再生」にチャレンジしておられる 堀 久好 さんにお話をお伺いしました。

Q)里山再生に汗を流しておられるとお聞きして参りました。 早速ですが、日本の森が荒れていると言われていますが、実際はどの様な状況ですか?

堀 氏)私は子供の頃に父の山仕事を手伝いました。当時の山は子どもたちが駆け回ることが出来る広い空間がありました。直径15cmを超えれば伐採していたように思いますが、今は30から50cmにもなった木ばかりです。大径化したコナラやクヌギはカシノナガキクイムシが好む環境といわれています。このムシが棲みついてナラ枯れをおこしています。
雑木林に入ると倒木寸前の木がたくさんあり危険な状況になっていることが理解できます。そのような状況ですから獣も棲みにくくなり、人里に出てくるようになりました。私は毎年、ジャガイモを栽培していますが収穫できたことがありません。収穫時期が来るとサルやイノシシが全部持っていきます。獣害です。情けない話です。

1522293_236542873186838_571352446_n.jpg森の整備

Q)それで里山再生をと思われたのですか?

堀 氏)実は、昭和62年に地球環境や琵琶湖の水環境問題に触れる機会を得ました。そして環境に対する森の重要な役割を改めて知りました。そして平成9年に職場が実施した水質改善事業の炭焼きに参加しましたが、その時、父が山で仕事をしていた頃のことを思い出しました。

それから暫くして、娘家族が薪ストーブを設置したことから沢山の薪が必要になりました。 お父さん薪づくりを教えてほしい、と頼まれたことから、本格的に道具を揃えて安全講習を受け雑木林に入りました。

Q)今の活動は仲間たちと一緒にされているのでしょうか?

堀 氏)はい、若い人達と近江薪炭クラブというのを作りまして、楽しんでやっています。

1904015_257397561101369_898381676_n.jpg近江薪炭クラブの活動

Q)朽木の杉の人工林などを見ていますと、間伐した木が放置されていて、何とかならないかなと思ったりしますが、里山再生で伐り出した木は、おもに薪ストーブ用の割木にされているのですね。

堀 氏)はい、薪ストーブ愛好家に喜ばれるクヌギとコナラの薪を作っています。その他にバーベキュー用の炭も焼いています。

Q)薪や炭に加工すると言っても、昔といいますか、昭和30年頃の生活には戻れませんよね。

堀 氏)もちろんです。「昔の不便な暮らしに戻そう」ということではなく、「薪と炭の暮らしと文化を未来の暮らしに活かしていこう」ということです。高度成長期以降、日本人の暮らしのスタイルは大きく変わりました。ところが、近年では薪ストーブが見直されています。昭和の里山の暮らし方が今の若い人たちには新鮮に映るようです。

1469909_227815344059591_375267148_n.jpg薪ストーブ

今、薪ストーブ愛好家は

  • 薪ストーブで家全体が暖まる
  • 薪ストーブを囲むことで家族が安らぐ
  • 薪ストーブで家族総出の作業が生まれる
  • 薪ストーブ愛好家と仲良くなれる
  • 薪づくりは里山再生につながる

など、沢山の可能性と魅力を見つけ出して楽しんでいます。核家族化が進み多くのモノや文化が失われましたが、薪ストーブには こうしたものを取り戻せる可能性や魅力があります。私は「古くて新しい里山の未来づくり」と呼んでいます。

また、これからの社会や林業にとっては、伐った木は薪や炭、チップに加工して全てエネルギーとして利用することが大切だと思っています。私は薪炭林業と呼んでいますが、エネルギーに使うことで林業の再興を提案しています。

10172659_284245565083235_4486678166378464431_n.jpg薪割り機

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